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陶器鉢×植物|鉢は全体のバランスを考えて選ぼう

鉢は全体のバランスを考えて選ぼう|塊根、ロゼット、灌木、似合う鉢の形状はそれぞれ違う

 

こんにちはMs‘+わたなべです。

 

突然ですが皆さんは鉢を選ぶとき、植物とのバランスは気にしたことがありますか?

 

今回の記事は、あまり考えたことがなかった人や

 

何となく考えていたけど明確な基準は特になかった

 

という人に是非読んでいただきたい記事です。

 

植物と言っても色々な形状の植物があると思います。

 

今回はざっくりと「塊根」「ロゼット」「灌木(かんぼく)」の3つに分けて

 

それぞれに合う鉢の形状を紹介していきたいと思ます。

 

塊根植物に合う鉢の形状

 

まず初めに塊根植物に合う鉢の形状です。

 

塊根植物とはパキポディウム亀甲竜、幹や根がぽってりと膨らんだ形状の植物です。

 

このような植物は基本的に、その形状を引き立てるような鉢を選ぶのがポイントです。

 

具体的には浅くて丸みのある鉢です。

 

陶器鉢 筆谷響陶器鉢 筆谷響

 

丸みがあるというのは上から見たときに円状に見える鉢、横から見たときの鉢の側面が直線でない鉢です。

 

それともう一つのポイントが大きさです。

 

塊根植物 陶器鉢

 

横から見たときに△三角形のシルエットができることをいしきしてみてください。

 

そうすることで全体の重心が下がり、塊根植物の特徴であポッテリ感やドッシリ感が強調されます。

 

ここで小さすぎる鉢では重心が上の方にきてしまいますし、

 

大きすぎる鉢では植物の存在感が薄くなってしまいます。

 

(これは塊根植物に限らず、他の形状の植物でも同様です。)

 

ロゼット型の植物に合う鉢の形状

次にロゼット型ですが、ロゼット型とは中心から放射状に葉が展開している形状です。

 

昨今人気のアガベディッキア、一部アロエなどにも見られる形状です。

 

植物単体で見ても非常に均整のとれたこのロゼット型植物には比較的どんな形状の鉢も良く合います。

 

あえて言うならザ・普通の平均的な形状の鉢でしょうか。

 

長鉢でもなく浅鉢でもなく平均的でシンプルな形状の鉢です。

 

アガベ 陶器鉢

 

ただ、どんな鉢でも良く似合うからこそ、サイズ感にはこだわってみてほしいです。

 

鉢:植物の大きさがちょうど1:1くらいになれば良いと思います。

 

植物に負荷がかからない程度に鉢をもう少し小さくしても締りのあるカッコイイ仕立てになります。

 

自分のお気に入りの装飾や質感、絵付けの施された鉢を探してみましょう。

 

陶器鉢 砂金釉陶器鉢 小林雄一陶器鉢 筆谷響陶器鉢 金色 横山雄一

 

灌木系の植物に合う鉢の形状

 

灌木とは簡単に言うと低木です。

 

成長してもそこまで大きくならず鉢で育てることが出来るグループです。

 

コミフォラギラウミニアボスウェリアなどがあります。

 

この灌木グループ、一口に灌木と言ってもそれぞれ形状がかなり異なります。

 

なので似合う形状の鉢をひとまとめにするというのはなかなか難しいところがあるのですが、あえて言うなら高さのある鉢が合わせやすいです。

 

灌木 陶器鉢

 

横方向に枝を展開するネグレクタのような樹形にはロゼット型に合うような鉢も良く合います。

 

基本的には植物のシルエットが縦長になるにつれて、鉢も高さのあるものを合わせてあげましょう!

 

あえて塊根植物に合わせるような浅鉢を使うことで、日本の盆栽のような大木の雰囲気に仕立てる方法もありますが

 

少々難易度は高めです。慣れてきたら挑戦してみるのも面白いでしょう。

 

陶器鉢 筆谷響陶器鉢 小林雄一陶器鉢 金色 横山雄一陶器鉢 シリンダーポット 前田加代子

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

塊根、ロゼット、灌木とそれぞれに合わせやすい鉢のポイントを解説してみました。

 

このポイントを押さえたうえで、次回鉢を選ぶ際の参考にしていただければと思います。

 

今回紹介したのは鉢選びの超基本的な内容になります。

 

あえてセオリーから外れて独創的な仕立手にする方法もあります。

 

皆さんも本的な仕立てが上手くできるようになったら挑戦してみてください。

 

今回の記事は以上になります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ではよい園芸ライフを!

 

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