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恵比寿笑は難しい!?|パキポディウム・ブレビカウレの育て方

 

恵比寿笑は難しい!?|キモは水やり?風通し?管理方と注意点

 

恵比寿笑 パキポディウムブレビカウレ

 

 

今回育て方を紹介するのはパキポディウム・ブレビカウレ(恵比寿笑)

 

この恵比寿笑、パキポディウムの中でも特に変わった見た目をしています。

 

扁平なボディに極端に短い枝、塊根部から直接葉が生えているかのような変わった見た目をしています。

 

春には黄色い花を咲かせ、キモカワイイ感じが何とも癖になるパキポディウムです。

 

原産国はマダガスカルで、標高1500以上の岩場に自生する高山性植物です。大きいものでは直径1m近くまで成長します。

 

成長速度はパキポディウムの中でもかなり遅め。

 

じっくりのんびり育てたい品種です。

 

 

育て方、管理方

 

恵比寿笑 パキポディウムブレビカウレ

 

まず恵比寿笑を育てる上で気を付けてほしいのが、高温蒸れです。

 

もともと高山性の植物ですので、日本の夏は恵比寿笑にとってはかなり厳しい暑さになります。

 

日本国内で実生されたものであれば多少は日本の気候に慣れているので、現地球に比べると育てやすいです

 

ただ国内実生の株を現地球のような詰まった扁平ボディに育て上げるのはかなり難しいとされます。

 

蒸れを嫌う恵比寿笑は特に水やりに関して注意してください。

 

できれば1~2日で用土が完全に乾くのが理想です。

 

よく、用土が乾いたらたっぷり与えると言われますが恵比寿笑に関しては成長期の春、秋にたっぷりあげましょう。

 

夏場は成長が鈍るため様子を見ながら控えめな水やりでもいいかもしれません。

 

加えて風通しの良い環境で育成しましょう。いつまでも用土が乾かないと蒸れますし、蒸れは害虫のカイガラムシなどが発生しやすくなります。

 

恵比寿笑いのボディはゴツゴツしていて害虫の発見が遅れることがあるので日々よく観察しましょう。

 

肥料は元肥にマグアンプ中粒か大粒を少し与えると2年は追肥なしで大丈夫です。

 

元肥を与えない場合はハイポネックス原液の1000~2000倍希釈を1~2ヶ月に1度ほど与えるといいでしょう。

 

肥料過多は徒長にもにつながり恵比寿笑い特有の扁平ボディがぐずれる原因になるので注意してください。

 

秋から冬にかけては徐々に水やりのペースを落とし、完全に落葉したら断水気味で管理します。

 

目安としては最低気温が5℃近くになったら室内に取り込むなどの対策をしましょう。

 

室内に取り込んだ後も極端に温かい場所に置く必要はありません。

 

植物が季節を間違えて成長のためにエネルギーを消費してしまう可能性があるからです。

 

しかし日光はある程度当たる環境で管理してあげましょう。

 

断水気味に管理すると言いましたが、現地球に関しは、翌年新芽が出始めるまでは完全断水が望ましいです。

 

春になって水やりを再開するときも、いきなりたっぷりあげるのではなく湿らす程度の水やりから初めて、徐々に頻度と量を増やしていきましょう。

 

まとめ

 

恵比寿笑 パキポディウムブレビカウレ

 

パキポディウムの中でも少し気難しい一面がある恵比寿笑ですが、しっかり基本を押さえて上手に管理してあげましょう。

 

国内実生株と現地球では、現地球の方が少し管理に気を使います。

 

実生株で恵比寿笑いの管理に慣れたら現地球に挑戦してみるのもいいでしょう。

 

パキポディウムには(現地球は3年目に枯れるとうう)3年目のジンクスというのがありますが、

 

恵比寿笑いの場合は1,2年目のジンクスとなってしまうこともあるかもしれません。

 

育成に挑戦するには少し勇気がいるかもしれませんが、勇気をもって育て始めた先に、

 

他のパキポディウムにはない恵比寿笑ならではの魅力もたくさんあります。

 

まだ恵比寿笑いをを立てたことがない方、是非この春から挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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