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陶器鉢の選び方|デザインと質感

陶器鉢の選び方(脱初心者編)

 

こんにちは、Ms‘+ワタナベです。

 

今回の記事は鉢の選び方についてです。

 

以前、「陶器鉢の選び方(初心者編)迷ったらシンプルなものを」

 

という記事を書きましたが、そこから少しだけ発展した内容になります。

 

初心者編の内容を簡単にまとめると、「どんな植物にも合わせやすいシンプルな鉢を選ぶと失敗が少ないよ!」という内容でした。

 

そこで、「シンプルな鉢もいいけど少し変わったデザインの鉢にも挑戦してみたい!」という方のために今回は書いていこうと思います。

 

鉢の構成要素

 

なんだか固い見出になってしまいましたが、言いたいことは単純です。

 

どんな鉢も「デザイン」「質感」という構成要素を持っているということです。

 

どんな鉢でもいいのですが、皆さんが陶器鉢を見たときに感じる

 

「これかっこいいなー!」とか

 

「シンプルなのに奥行きが感じられるなー」とか

 

「めちゃくちゃ個性的やな!」とか、

 

色々な感想があると思います。

 

でも、「なんでそう感じるのか」について考えたことはありますか?

 

これは鉢の「デザイン」×「質感」を見てそう感じているということです。

 

ここで、この記事でいう「デザイン」と「質感」について定義しておきましょう。

 

この記事でいう『デザイン』とは「形」「シルエット」「造形」「大きさ」といった意味です。

 

この記事でいう『質感』とは一般的に言われる質感の「ザラザラ、ツルツル、デコボコ」の他

 

「色」「模様」「絵付け」なども含みます。

 

普通、色や模様は『デザイン』とひとくくに言いがちですが、説明をわかりやすくするため、

 

ここでは『質感』の方に分類します。

 

「デザイン」と「質感」を分けて見てみよう

前置きが長くなりましたが、ここから本題に入っていきましょう!

 

まずなんでもいいので鉢を思い浮かべてみましょう。

 

手元に鉢が用意できる方は実際に鉢を見てみましょう。

 

そしてその鉢を『デザイン』と『質感』の要素に分けて見てみましょう。

 

分けた後はどうするのか、、、

 

まず『デザイン』だけに注目してみてください。

 

そのデザインは「シンプル」でしょうか?それとも「個性的」でしょうか?

 

実際に考えてみてください。

 

次に『質感』だけに注目してみてください。

 

その質感は「シンプル」でしょうか?それとも「個性的」でしょうか?

 

これも実際に考えてみてください。

 

するとその鉢は下の表のどこかに分類できるはずです。

 

解説のための表

 

① デザイン「シンプル」、質感「シンプル」

 

② デザイン「個性的」、質感「シンプル」

 

③ デザイン「シンプル」、質感「個性的」

 

④ デザイン「個性的」、質感「個性的」

 

 

 

 

2つ目の鉢は②③から選ぶのがおすすめ

 

ザックリとですがいずれの鉢も上の表の①~④に分類されると思います。

 

中にはデザイン・質感、共にちょうど中間となるような絶妙な鉢もありますが今回は置いておきましょう。

 

さて、皆さんの鉢は①~④のどこに当てはまりましたか?

 

実は前回の記事の初心者編で解説した「シンプルな鉢」というのは①に当てはまる鉢というわけです。

 

シンプルな鉢というのは、どんな植物にも空間にも合わせやすいので、陶器鉢を選ぶ方にはおすすめですという内容でした。

 

今回はその発展編として少しデザイン性のある鉢を選んでみましょう。

 

そこでおすすめなのが「デザイン」「質感」どちらか一方はシンプル

 

どちらか一方は個性的に作られている鉢です。

 

つまり、表でいうに当てはまる鉢というわけです。

 

このように「デザイン」「質感」どちらかが抑えめな鉢を選ぶことで

 

植物や空間との調和を図りつつ、自分独自の仕立ても楽しめるようになってきます。

 

②③で自分なりの鉢選びの基準ができてきたら④の鉢に挑戦してみるのもいいでしょう。

 

④鉢になってくると仕立てのセンスが問われている感じがしてドキドキしますよ笑

 

 

皆さんの好みはどれ?

 

世の中にはたくさんの陶器鉢がありますが、皆さんはどんな鉢が好みですか?

 

 

自分がいいなと思った鉢を表に当てはめていくと、①~④の中でもより多く当てはまる番号があると思います。

 

それが皆さんの好みのタイプの鉢ということになると思います。

 

同じように作家さんも、②の作風のものが多かったり④の作風のものが多かったりと

 

その作家さんによって個性が現れます。

 

皆さんが感じる「この作家さんの作る鉢が好きだなあ」というのは

 

作家さんの作風と自分の好みが①~④のどれかで共通していることによって

 

生まれる感情なのではないでしょうか。

 

ここで少し①~④の鉢を写真で紹介してみたいと思います。

 

陶器鉢 シンプル   陶器鉢 シンプル陶器鉢 シンプル

 

陶器鉢 黒 陶器鉢 黒 陶器鉢 白

 

陶器鉢 ストライプ 陶器鉢 黄色

 

陶器鉢 個性的

 

どうでしょうか?この中に好みの鉢はありましたか⁇

 

 

まとめ

 

今回は陶器鉢の「デザイン」「質感」という視点から鉢選びのポイントを解説してみました。

 

まとめると、

 

「鉢はデザインと質感に分けて見ることができる。」

 

「①の次に挑戦するのは②③がおすすめ!」

 

ということになります。

 

たくさんの鉢の中からお気に入りの鉢に出会うためにも、まずは自分の好みを知っておきましょう。

 

そのためには写真や画像でもいいので、たくさんの陶器鉢を見てみましょう。

 

その時にこの記事のこと少しだけ思い出してみてください。

 

今までと違った視点で鉢が見れるようになってくると思います。

 

今回の記事は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

皆さんが自分だけの素敵な鉢に出会えますように♪

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