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益子焼陶器市 ( 2022 秋 ) 初日参戦レポート② 散策編~まとめ

駐車場~散策 編

 

こんにちわMs’+ワタナベです。

 

前回に引きつづき益子焼陶器市の記事になります。

 

ここからいよいよ散策スタートです。

 

夢HIROBA

 

駐車場から一番近い『作家テント(テント村)』の「夢HIROBA」から見て回ります。

 

ここには作家さんと屋台、合わせて約40のテントがあります。

 

他のテント村は通路の両サイドにテントが並んでいるので、

 

順序良く見て回りやすいですが、ここは広場形式でごちゃっとテントが集まっているので

 

重複しないように見て回りましょう!

 

というのもほとんどの方は日帰りで、1日で陶器市を見て回る方が多いと思います。

 

たくさんの作品に出会うためにもスピーディーに回りましょう!

 

写真は「窯元よこやま」さんのテントです。

 

益子焼陶器市 よこやま窯テント

 

益子で人気の窯元さんで陶芸教室やオーダーメイドの焼き物が人気です。

 

※補足

『作家テント』とは作家さんが一人ひとり個人でテントを出していて、

そのテントが20~40くらい集まっているエリアです。

『テント村』といった方がイメージしやすいと思うので以下「テント村」とします。

陶器市会場に点在するテント村を渡り歩いていくのが益子焼陶器市のメインの楽しみ方だと思います。

今回は訪れたテント村の中から数か所抜粋して紹介しています。

 

 

城内広場

 

夢HIROBAから少し西に進むと左手に現れるのが城内広場です。

 

作家テントが10軒ほど並ぶ小さなスペースです。

 

道路反対側には屋台もたくさんあるので飲み物やちょっとした食べ物を買うのに

 

いいポイントだと思います。

 

写真は小林雄一さんと西山奈津さんが営む「NK CERAMICA」さんのテントです。

 

益子焼陶器市 NK CERAMICA テント

 

個性的で可愛らしい植木鉢やおちょこが並んでいます。

 

じゃりん小径(じゃりんこみち) ― 陶喜屋広場

 

城内坂真ん中あたりにある「益子焼ふくしま」さんをグルっと1周する

 

コース上にあるのが「じゃりん小径」「陶喜屋広場」です。

 

名前通り砂利の小道の両脇にたくさんの作家テントが並んでいます。

 

通路をゆっくり歩きつつ気になるテントがあったら足を止めてじっくり見てみましょう。

 

ひとつのテント自体は小さいので歩きながらでもどんな焼き物を

 

売っている店かすぐにわかります。

 

普段はばらばらの場所で活動している作家さんの作品を

 

まとめて見れるのが益子陶器市の魅力でもあります。

 

写真は「きぬかわ陶房」さんのテントです。

 

益子焼陶器市 きぬかわ陶房テント 益子焼陶器市 きぬかわ陶房テント

 

夫婦で陶芸を営んでおり各地で個展も行っています。

 

土の風合いを生かした、夕映え色やターコイズブルーといった

 

優しい色の器が多く並びます。

 

陶庫パーク・路地裏テント

 

じゃりん小径を過ぎた後もたくさんのテント村があります。

 

すべて紹介できないのが残念ですが来年はもっと詳しく紹介できたらと思います。

 

メイン会場となる「城内坂」ですが、

 

今回は「塚本石油(ガソリンスタンド)」さんの交差点を過ぎたあたりで折り返しました。

 

折り返した後は道路を挟んで先ほどと反対側のテント村を見ていきます。

 

「うめの新館」さんの手前を左に入ると「陶庫パーク」と「路地裏テント」があります。

 

通路形式のテント村になっており見て回りやすいです。

 

写真は路地裏テントの「Gemrich ceramic studio」さんのテントです。

 

益子焼陶器市 Gemrich ceramic studio テント 益子焼陶器市 Gemrich ceramic studio テント

 

思わず集めてくなるようなデザインの植木鉢や、電線の描かれた器が印象的です。

 

益子陶芸美術館周辺

 

ここには美術館を中心として大小5つのテント村が集まっています。

 

とてもテントの数が多いので順序良く周っていきましょう!

 

栃木県外からの作家さんも多数出展していました。

 

芝生ではシートを広げお茶を楽しむ人や、走り回る子供たちがいたりと

 

各自思い思いの時を過ごしていました。

 

またこの時はちょうど紅葉の時期と重なるので天気が良ければ映える写真も撮れるでしょう笑!

 

益子焼陶器市 紅葉 益子焼陶器市 紅葉

 

ここまでくると体力的にきつくなってくる方もいると思いますが

 

もう少しですので頑張りましょう!

 

共販センター

 

こちらは窯元共販センターの駐車場がそのままテント村になっています。

 

主に県外の作家さんや食べ物の屋台などが出ています。

 

やはり県外から遠征して出店しているだけあって個性的な作品や焼き物、

 

雑貨などが多い印象です。

 

座って休憩できるスペースも多くはないですが設置してあります。

 

写真は共販センターのすぐ近く「MCAA6gallery」さん前に出店されていた

 

筆谷響」さんのテントです。

 

益子焼陶器市 筆谷響テント 益子焼陶器市 筆谷響テント

 

シックで深みのある表情の器や植木鉢が並んでいました。

 

 

テント村ではないですが、たくさんの人が立ち留まってみていたのが

 

「革maharo」さん向かいの、吉川さんが出店されているテントです。

 

益子焼陶器市 山野草テント 益子焼陶器市 山野草テント

 

きれいに仕立てられた山野草がたくさん並んでいました。

 

その他のテント村

 

今回紹介できなかったテント村もたくさんありますが、どのテント村も魅力的な作品が

 

たくさんあります。

 

少し離れた場所になりますが、「つかもと本店」さん前にもテント村があります。

 

歩きでは遠い距離なのでお目当てのテントがあるときは車で移動したほうがいいでしょう。

 

下の写真は「陶器市テント村マップ」です。

 

益子焼陶器市マップ 益子焼陶器市マップ

 

陶器市公式マップではないのですが、作家さんのテントと訪れたときに

 

いただくことができました。

 

話によると宇都宮の方が毎年作っているマップだそうです。

 

テント村ごとに個人の作家さんまで記されていてとて内容盛りだくさんのマップとなっています。

 

そして何よりデザインが素敵!

 

見ているだけでワクワクするようなマップですし、陶器市の思い出の品として

 

保管しておこうと思います!

 

このマップが置いてあるテントを訪れたときは運が良ければいただけるかも。

 

 

陶器市初参戦ポイントまとめ

 

散策編は以上です。

 

実際に自分が初めて陶器市に行ってみて「ここは気を付けたほうがいいな」

 

と思ったポイントをまとめてみます。

 

  • 時間には超余裕をもって出発!
  •  

想像の5倍混むと思って時間には余裕をもって行きましょう!

 

特に家族連れで行く場合は気を付けましょう。ここでのロスタイムが後半ボディーブローのように効いてくるでしょう!

 

到着時すでに満車になっていることにも備えて、候補の駐車場3つくらいとザックリとした地図を把握して行くのがいいでしょう。

 

  • できるだけスピーディーに周ろう!
  •  

これは特に初めての参加で日帰りの方。ゆっくりのんびり周りたい気持ちも分かりますが、

 

陶器市会場を1日で周るには時間との戦いでもあります。

 

初陶器市の方は必ず次回も来たくなります。

 

そして次回をより楽しむためにも一つの場所に時間をかけるより陶器市全体をざっくり見て回るのがおすすめです。

 

そして時間配分、体力配分、お気に入りのテントなどなど、次回の陶器市参戦に向けて作戦を練りましょう。

 

  • やはり作家テントをメインに周ろう!
  •  

メイン会場の城内坂には、もともとそこにある店舗もありもちろん営業しています。

 

しかしせっかく個人の作家さんが一堂に会する機会です。

 

店舗には陶器市ではない日にも行くことができるので作家テントを中心に見るのがおすすめです。

 

また食べ物の屋台も人気店などはとても混んでいます。

 

実は後日、屋台巡りもしたのですが場所によっては30分近く並ぶ屋台もあります。

 

あくまで個人的な意見ですが、初参戦日帰りの方は時間がかかりそうな屋台は避けた方が賢明でしょう。

 

食事抜きで見て周ったとしても周りきるのはかなりキツイほど広い会場となっています。

 

他にも挙げればキリがないのですが、初参戦の方はとりあえずはこの3つに気を付けて回ってみましょう!

 

後で「陶器市初参戦のポイント」なんて記事も書けたらと思っています。

 

初めての陶器市 感想

 

今回初めて益子陶器市にいってみましたが、本当に楽しいイベントでした。

 

作家さん職人さんと直接触れ合える数少ない機会ですし、作家さんたちもまた

 

訪れた人達との交流を楽しんでいるようでした。

 

「どうやって作ってるんですか?」

 

「この器は何に使うんですか?」

 

こんな風に気になった作品について聞いてみましょう。

 

きっと喜んで答えてくれるはずです!

 

作品を通してそこからいろいろな会話が生まれ交流も深まります。

 

作家さんたちは毎回同じ場所に出店していることが多いので、

 

次回の陶器市の楽しみにもなります。

 

ゆっくりとした優しい時間が流れ、そこにいるだけで

 

なんだか幸せな気持ちになれるお祭り。それが益子焼陶器市です。

 

栃木県に住んでいながら、なぜ今まで来なかったんだと後悔しました。

 

まだ行ったことがない方には心からおすすめしたいです。

 

私は来年の陶器市も必ず行こうと思います。

 

そしてまたレポートしたいと思いますのでお楽しみに笑!

 

今回の記事は以上になります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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