冬でも植物楽しみたいならオトンナ!そもそもどんな植物?|おすすめ3種も紹介!
オトンナとは
オトンナとはキク科オトンナ属の植物を差します。
南アフリカを中心に約120種が確認されています。一括りにオトンナ言っても、その姿は千差万別で非常にバラエティに富んでいます。キク科なので可愛らしい黄色い花を咲かせます。日本では、冬は園芸のオフシーズンのイメージもありますが、オトンナは冬型植物に分類されるため、冬でも育成を楽しめる植物となっています。
育て方
冬型植物とは言っても、やはり南アフリカでの気候が基準になりますので、最低気温は5℃以下にならないように管理するのが良いでしょう。
霜が降りず、用土が乾いた状態なら0℃でも耐えられる種も多いですが、悪い条件が重なると枯死する可能性も高まりますので育成に自信がある方以外はやめておいた方が無難です。日中の気温は20~25程度になるように管理しましょう。小型温室等では閉め切った状態だとすぐに30度を超えてしまうことが多いので注意しましょう。30度を超えてからと言ってすぐに枯死してしまうわけではないですが、オトンナ属の植物にとっては少し負荷が高い温度です。
成長期の冬は月に2回ほど薄めた液肥を与えると健康に育ちます(初冬に固形肥料でもOKです)。花にはアブラムシが付きやすいので、オルトラン等で予防すると良いでしょう
休眠期である夏は風通しの良い半日陰で、なるべく涼しい場所で管理しましょう。
オススメ3種
オトンナ ユーフォルビオイデス (黒鬼城)
オトンナと言ったら外せないのが、このユーフォルビオイデス。オイデスとは「○○に似た」を意味するので、ユーフォルビアに似たオトンナということになります。
成長すると幹の表皮が黒くなり、所々剥がれたような質感を帯びてきます。大株になると一見すると焦げた木のように見えますが、成長期の冬になると青白いは葉を展開し、生と死が同居する盆栽チックな雰囲気を感じさせます。
幹から生えるトゲのようなものは「花柄(かへい)」と言って花が咲いていた名残りです。
オトンナ ヘレー (蛮鬼塔)
チョコレート色のゴツゴツとした幹が最大の特長のオトンナ ヘレー。
幹の先端から葉を展開しますが、成長するにしたがって分頭するように枝を形成していきます。ゴツゴツとしたイボの一つ一つが葉が生えていた名残りとなっています。
その奇天烈な見た目とは裏腹に、菜の花にも似た波打った楕円形の葉を付けます。
他のオトンナ同様、夏は休眠期で葉を落としますが、幹だけでもオブジェのような存在感があり目を楽しませてくれます。
ヘレーに似た種で、イボが小さく横方向に成長していくアルミアナという種もあります。
オトンナ クラビフォリア
シワの寄った灌木のような幹と、卵型の多肉質な葉が特徴のクラビフォリア。
奇抜なものやヘンテコな見た目が多いオトンナ属の中にあって、可愛らしさは随一ではないでしょうか。葉の形は卵型のものから細長いものまでありますが、しっかり日に当てることで、より寸詰まりなコロコロとした葉を作ることが出来ます。
水が切れると葉がしぼんでくるので水やりのタイミングは分かりやすいです。
冬型ですが夏でも葉を落とさない個体が多いと感じます。
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