華やかさが欲しいならこれ！｜アメリカーナ華厳（メディオピクタ アルバ）

メキシコ原産のアガべ「アメリカーナ」の斑入り品種。アメリカーナという名前ですが、原産国はメキシコ。明るい緑に白い斑が入ることで非常に気品のある姿をしています。

そのため株が成長して大きくなったり、まとめて数株植えても涼しげで重い印象になりにくいと思います。最大直径で1.5ｍほどになるので植える場所はよく考えてから植えましょう。斑無しのノーマル品種に比べてると成長がゆっくりで、最大背丈も１ｍ以内と低く収まります。ちなみに斑無しのアメリカーナはテキーラや上げべシロップの原材料になります。

 

上品さが欲しいならコレ！｜パリートランカータ(吉祥天)

青白く丸みを帯びた葉が特徴のパリー トランカータ。派手ではないが落ち付いた美しさが魅力。控えめではあるが赤黒い鋸歯もいいアクセントになっています。アメリカ南部～メキシコにかけての原産で成長はゆっくり。最大直径で1ｍほどになるが、国内で見かけるものは50～60センチのものが多い。成長に従ってトップスピンにうねりが入るが個体差によるものも大きい。やはり、うねりが強い個体の方が希少価値が高い。葉数が増えるほど美しくなるので、蒸れや霜などで下葉を枯らさないように、ゆっくりと成長させたいですね。

 

カッコ良さが欲しいならコレ！｜シャークスキン

メキシコ原産。名前の通りサメの肌のようにザラっとしたマットな質感。葉裏には面取り加工を施したような直線的な印象を受け、美しさの中にも無骨さが感じられる。

成長はゆっくりで小さいうちはランナーを伸ばし良く子株を吹く。最大直径は１ｍほど。

 

まとめ

今回紹介したアガベは耐寒性が非常に高く、一度根付いてしまえば基本的に水やりも不要です。私は栃木県でアガベを育てていますが、真冬は最低気温−10℃を記録することも有ります。もちろん多少の痛みが出ることも有りますが、不織布一枚掛けてやれば問題なく冬越しできます。お庭にアガべがあるだけで一味違った雰囲気が出せるので、是非ご自分のおウチに合った地植えアガベを楽しんでみてはいかがでしょうか。