【グラキリスの発根管理】水耕、土耕どっちがいい?【メリット、デメリットを紹介】
まずグラキリスの発根管理を行うにあたって決めなければいけないのが「水耕」か「土耕」かということ。
今回はそれぞれの「メリット」と「デメリット」を紹介します。
また「こんな人は水耕がおすすめ」「こんな人は土耕がおすすめ」というところまで紹介します。
水耕管理のメリット①|すぐに発根する(※ことがある)
水耕管理では比較的早く発根する場合があります。
早い場合だと3日で発根したという事例もよく目にします。
もちろんそれは早い場合の話。普通に1ヵ月以上かかることもありますし、いつまでたっても発根しないこともあります。
水耕管理のメリット②|発根を目視で確認できる
正直これが水耕管理の最大のメリットだと思います。
発根したかしていないかを一目で確認できるので確信をもって次の土に植えるというフェーズに移行できます。
そして何よりテンションが上がります。
自分の手でベアルート株を発根させたという感動と喜びをより強烈に味わうことが出来ます笑
水耕管理のデメリット①|手間がかかる
水耕管理は水替えの手間がかかります。
特に夏場は毎日水替えするくらいの頻度が望ましく、2~3日すると水が濁ってきたり水カビのようなモヤモヤが発生することが多いです。
そうなる前に早めの水替えを頻繁に行える人は水耕管理でもいいでしょう。
ただ毎日水を変えてもいつまでも発根しないと終わりの見えない換水作業が次第に億劫になってくるというのも事実です。
水耕管理のデメリット②|土耕に切り替える際に注意が必要
そもそも水耕で発根した根というのは土耕で発根した根と比べると乾燥に弱いです。
水中で育ったので当然と言えば当然ですが…。
発根した株を土に植える際に傷つけてしまったり、上手く土耕管理に移行できなかったりすることがあります。
土耕に切り替えた際は最所のうちは多めの水やりをしてあげる必要があります。
土耕管理のメリット①|比較的失敗が少ない
土耕管理は水耕管理に比べて失敗が少ない点がメリットです。
というのもただ土に植えてたまに水やりするだけなので、水耕でありがちなカビトラブルの心配が少ないです。
また発根後も管理法を変える必要がないので先ほど説明した植え替え時のリスクもありません。
土耕管理のメリット②|手間がかからない
土耕管理は置き場所の環境さえ整えてしまえば、あとは週に1回ほど水やりすればいいだけなので管理が楽です。
水耕と違い株をいじくり回さなくて済むので最終的な発根確立も水耕より高いと思います(と言ってもほんの少しですが)。
土耕管理のデメリット①|発根したかが目視で確認できない
土耕管理では発根を目視で確認できません。
ですので発根の確認方としては土から抜くか、株のハリなどから判断するしかありません。
時間差で発根を知ることになるので「発根してるか?→発根してるわ」といった感じで、
水耕の場合と比べると感動レベルは低めです笑
土耕管理のデメリット②|発根まで時間がかかる(ことがある)
土耕での発根管理は最長で半年以上かかることもあります。
こればかりは株のポテンシャル次第なのでどうすることもできません。
裏を返せば土耕なら半年以上かけてでも発根させることが出来るということ。
水耕で半年も管理したことがないので分かりませんが、おそらく株がふやけるか管理の手間に心が折れます。
水耕、土耕どっちにする?
こんな人は水耕で!
・換水作業が手間に感じない人orそれを楽しめる人
・発根の喜びを最大限感じたい人
・発根しなかった時に自分なりの試行錯誤(プランB、プランCの用意)ができる人
こんな方は水耕で発根管理してみるといいと思います。
こんな人は土耕で!
・なるべくトラブルは少なく管理したい人
・少しでも発根管理の成功確率を上げたい人
・初めて発根管理を行う人
こんな感じになると思います。
どちらも一長一短あるのでご自分に合った方法で発根管理してみてください。
特に初心者の方には「感動の水耕」「安定の土耕」というところでどちらを勧めるか非常に迷うところではあるのですが笑
ちなみに僕は現在、土耕管理に落ち着いています。
発根管理は非常に質問の多いテーマですので、皆さん素朴な疑問でも構いませんので、インスタDM、Youtubeコメント等でどしどし質問お待ちしております(^^)
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