オベサの用土の話|○○を混ぜると…
オベサの用土の話|ポイントは○○を混ぜること!?
突然ですが皆さんオベサは育てていますでしょうか?
育てている方はどんな用土で育てていますか?
一般的には水はけを重視した用土で育てると思いますが、
今回は僕自身が試してみた中でも特に調子のよかった用土の配合をご紹介したいと思います。
ポイントは自生地に近い用土環境?
いきなり結論ですが、僕がいつもオベサに使用している用土に入れているものは『川砂』です。
公園の砂場とかにあるものとほとんど同じものです。これを用土全体の2~3割程度になるように配合しています。
(ホームセンターにも売っているので公園から持ってこないでくださいね!笑)
この配合だととてもオベサの調子がいいように思います。
ではなんで川砂を混ぜるようになったのかと言いますと…
以前まとまった数のオベサを仕入れたことがあったのですが、そのオベサがとても状態が良かったことがきっかけです。
その方は実生のオベサをたくさん生産していたのですが、どれもまん丸で色形ともに最高のオベサでした。
僕はいつも仕入れた植物に関してはすぐに植え替えてしまうことが多いのですが、そのオベサを植え替えようと鉢から抜いたところビックリ!
なんとほとんど砂!
根はしっかり張っているものの、軽く手でほぐすとさらさらと砂が落ちていきます。
用土には駄温鉢を粉々に砕いたようなものも混ざっていました。
これにはかなり衝撃を受けたのを覚えています。
「オベサってこんな用土でも育つんだ!というか用土のせいか分からないけどオベサの調子もメチャクチャいいじゃないか!」と。
そして自分でも試してみることにしたのです。
いきなり川砂メインの用土に植える勇気はなかったので、試しにいつもの用土に川砂を20%くらい混ぜてみました。
これがとてもオベサの育成に合っていると思い現在も続けているというわけです。
でもよく考えてみるとオベサの自生地である半砂漠地帯は、砂地に小石が混ざったような痩せた土地ですよね。
もちろん、日本とは気温や雨のpHなどが異なるので、現地の用土を完全に再現してもそれが植物にとってベストとは限りません。
しかし、今使っている川砂20%の用土は、現地の環境に近づけつつ日本の気候にも合っているのではないかと思います。
ということで、オベサを育てている方には是非試して見て欲しい用土の話でした。
ここで自分が使っている用土の配合を紹介しておきます。
赤玉2鹿沼2川砂2(バーミ、ピートなど0.5くらい混ぜることもあり)
ザックリこんな感じです。
根があまり強くないオベサですが、川砂を配合してあげると植え替え後の安定性が増というのもメリットの一つだと思います。
今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。では、本日も良いオベサライフを!
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