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灌木の魅力

小さな鉢に宿る、大きな風格。

― 鉢植えで楽しむ“灌木”という選択

植物好きのあなたに、ひとつご提案です。

花でも、観葉でもない。だけど、確かに惹かれる存在。

それが“灌木(かんぼく)”です。

灌木とは――“盆栽”のように美しい小樹

一般的に日本では、アジサイやツツジなどのような、はっきりした主幹を持たない背の低い木を「灌木」と呼びますが、園芸界隈では「鉢植えで育てられる小型樹木」全般を灌木と呼びます。それは、剪定を繰り返し、大きさを維持したまま楽しめる“洋風の盆栽”のような存在です。

高さは基本的に20〜50cmほど。

しかしその幹には、年月を感じさせるような佇まいと風格が宿っています。

一鉢ごとに“物語”がある

冠木の魅力は、その一つひとつがまったく違う表情を持っていること。

とくに海外から入ってきた現地株には、ねじれた幹やユニークな枝ぶりなど、自然が刻んだ“個性”が詰まっています。

これは、どんなに技術があっても真似できない、一期一会の美しさです。

一方で、未生(実生)から育てた冠木は、剪定や育て方次第で自分好みの姿に仕立てていけるのが醍醐味。

まさに「自分だけの樹形をつくる盆栽体験」とも言える楽しさがあります。

いずれのタイプも共通しているのは、

ミニチュアの樹木を育てるような感覚と、育てるほどに深まる愛着。

あなたなら、どんな灌木に惹かれますか?

 

置き場所も、管理もシンプルでいい

「かっこいいけど、育てるのが難しそう…」

そう思った方、ご安心ください。

海外の灌木は「発根管理の難しさ」から、育成の難易度も高いと思われがちですが、一度しっかり根が張れば、とても丈夫に育ってくれる植物です。

塊根植物と違って根腐れのリスクがほとんどないため、

「水やりで枯らしてしまいそう…」という不安がある方でも、安心して育てられます。

育て方も特別なテクニックは不要。

十分な日光・基本の水やり・年に数回の置き肥さえ守れば、たくましく、美しく成長してくれます。

 

盆栽より気軽に。だけど、ちゃんと風格も。

BOTANICAL BOXでは、灌木の中でも、特に「幹の表情」「姿のバランス」「風格」にこだわってセレクトしています。

現地株は一本一本、自然が生み出した造形をそのまま楽しめる“一点もの”。

実生株は、小さな頃からじっくりと仕立て上げ、丁寧に形を作り込んでいます。

そのまま飾っても、お好みの鉢に植え替えて、空間と調和させても良し。

暮らしの中に“景色”を添えてくれる、そんな特別な植物たちです。

あなたの毎日に、小さな自然のシンボルを迎えてみませんか?

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