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梅雨に起きがちなトラブルと対策法|アガべ塊根共通

5月後半、早い地域ではもうすぐ梅雨入りが発表される頃ですね。長いと2ヶ月以上続く年もある様です。季節は初夏ですが、雨が続くこの季節は少し管理に気を付けなくてはいけません。今回は梅雨に植物を健康に育てるための方法と、気を付けるべきポイントにつて解説します。

 

梅雨に気を付けること|①根腐れ

梅雨に気を付けることの筆頭がこの根腐れです。この時期は気温も高くなってきているので、晴れていれば水やり後1~2日でしっかりと用土は乾くと思います。しかし雨続きで日照も少なくなると1週間近く用土が乾かない状況になってしまうことも。根腐れの原因は土が湿っていて酸素が供給されにくくなること。それによって嫌気性のバクテリア(細菌)によって根腐れが引き起こされます。

 

梅雨に気を付けること|②徒長

GW明けから各地で日差しが強くなり、寒冷紗や遮光ネットを張るという方も多いと思います。しかし梅雨により慢性的に日差しが不足している状況で、さらに遮光までしてしまうと徒長のリスクがかなり高くなってしまいます。徒長してしまうと完全にもとに戻す(作り直す)のはなかなか難しいですし、できたとしてもかなりの時間を要することになってしまいます。

 

根腐れ徒長対策|①水やりは天気予報をしっかりみて

根腐れ根本的な原因は、用土がいつまでも湿った状態になることです。それを防ぐためにも、水やりは良く晴れた日の朝に行いましょう。できれば2日以上晴れる日を狙ってください。この少ない水やりチャンスを逃さないためにも天気予報はよくチェックしておいた方が良いです。なかなか晴れ間がないという場合でも、植物の状態を見て、葉や塊根部が極端に痩せていなければ水やりする必要はありません。どうしても必要な場合は葉水程度にしておきましょう。

 

根腐れ徒長対策|②しっかり換気

ある実験では空気が動くことによって蒸散を助け、水の吸い上げ量が増加するという結果が出ました。もちろんそれ自体が植物が健康に育つために大切なことですが、梅雨時期においては用土の乾きを早め、根腐れの防止にもつながります。またこの時期に発生しやすいカビなどを抑える効果もあります。ハウス管理であれば換気窓を開けて扇風機を回す、室内であればサーキュターでも十分でしょう。

 

根腐れ徒長対策|③日差しを最大限確保

徒長の最大の原因は日照不足です。梅雨は慢性的に日照不足になりがちなので、室内管理の方は梅雨の間だけでも植物を一番日の当たる一等地においてあげましょう(LED照明等のが設置がある方は大丈夫です)。晴は日は外に出してたくさん陽を当ててあげるのも効果的です。

ハウス管理の場合、遮光ネットを張っている方は日照不足に気を付けましょう。できれば晴れた日以外は遮光を外してあげた方が良いでしょう。

 

まとめ

以上が梅雨の時期に気を付けるトラブルと、その対策法です。とにかく根腐れと徒長に気を付けましょう。一番の対策は水やりを調整して、いつまでも用土が湿った状態にしないこと。それを助ける方法としてしっかりと換気をして日差しを確保するとです。では、皆さんも梅雨を乗り切って楽しい夏を迎えてください!

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