育てやすさと普及度、価格などを考慮して

“アガベのおすすめ品種３選｜初めて育てるならこれ！”ということで紹介していこうと思います。

 

初めてのアガベ｜おすすめ品種①チタノタ

まず何といっても外せないのはアガベ・チタノタではないでしょうか。今日のアガベブームを牽引する代表種です。鋭い鋸歯(きょし)がついた幅広の葉が特徴で、成長するにつれてボール状になっていきます。価格は3000～〇十万円までとかなり幅広いですが子株や中株なら比較的安く入手できるでしょう。鋸歯にも様々なタイプがあるので選ぶのも楽しいです。最初は5,000～10,000円くらいの中株を選ぶのがおすすめです。なるべく鋸歯が荒々しく、将来性のある株を探してみてください。

 

初めてのアガベ｜おすすめ品種②ホリダ

次はアガベ界の細マッチョことアガベ・ホリダ。葉は基本的にはライムグリーンですが、個体によってはピンクがかったものもあります。チタノタに比べると鋸歯はおとなしめですが葉数が多いので成長するととても見ごたえのある株になります。水やりを少なくして締めて育てるとより一層その特徴が際立ってきます。ただ徒長すると全体のシルエットが縦に細長くなってしまい貧弱な印象になってしまうので気を付けましょう。なるべく日光にたくさん当ててあげるのが細マッチョホリダにするコツです。　

 

初めてのアガベ｜おすすめ品種③笹の雪

アガベの中でも特に異彩を放つ見た目をしているのがアガべ・笹の雪(ビクトリアレジーナ)です。アガベの王道かと言われればそうではないのですが、最初の一株というよりは2株目、3株目に欲しくなる品種ではないでしょうか。白い模様はペンキと呼ばれ、ペンキが濃いものほど美しいとされます。成長するにつれてボール型になっていきより一層美しくなります。

子株もよく出るので株分けして増やすのも楽しいです。冬の寒さには強いですが、葉数を増やしたいときはなるべく外葉を枯らさないよう管理したいところです。植物園にあるような見事な大株に育てるのは笹の雪を育てている方ならだれもが憧れるのではないでしょうか。

 

まとめ

以上が初めて育てるのにおすすめなアガベ３選になります。今回紹介したものの中で気になる品種はあったでしょうか？それぞれ特徴的な見た目をしていますがアガベの面白いところは、育て方によっても全然違う表情に育つというところです。今回紹介したアガベはどれも入門には最適で育てていく上での変化もわかりやすい部類だと思います。僕は一番はじめは笹の雪を育ててアガベの面白さに気づきました。まだアガベを育てたことがない方にも、是非そのお面白さを知ってもらいたいです。きっとハマるはず！