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【冬に発根管理】アリ?ナシ?【メリット・デメリット、その他のこと】

植物好きなら冬でも園芸を楽しみたいですよね!

ただ、夏型に比べて冬型は少し種類が少ないです。

そんな時はベアルート株の発根管理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ただ、そもそも冬に発根管理ってどうなんでしょう…?。

最初に結論から言うと、冬に発根管理は全然アリです。

ただ、アリと言っても冬ならではのメリットデメリットがありますし、気を付ける点もいくつかあります。ということで一つずつ見ていきましょう。

 

冬の発根管理メリット①|腐らせるリスクが低い

発根管理の大敵は「腐り」。腐りは原因は加湿による「蒸れ」の影響が大きいです。また夏の高温は腐りの速さに拍車をかけます。たとえ夏型の植物と言っても、ベアルートの状態では、通常耐えられるような高湿度や高温でも大きなダメージを受けることがあります。ましてや、冬型植物の発根管理において「蒸れ」は大敵です。そして輸送中の高温も大敵です。海外からの発送だと4~15日ほどかかりますし、その間の管理は自分ではどうしようもないというのも怖いところ。届いたときには☆になっていることもあります。

冬は気温、湿度共に夏より低いですので、株が蒸れて発根失敗するリスクが低いです。

 

冬の発根管理メリット②|しっかり成長させて冬を迎えられる

これは夏型植物に言えることですが、例えば8月に発根させた株は3ヶ月も経てば冬は間近。発根したとは言え、その状態で冬を越すには少し心もとないです。特に灌木系は、せっかく発根して葉も展開したのに、冬を越せずに力尽きるリスクが高いように感じます。一方、冬に発根させた株は春~秋までの半年間しっかり成長し、根もたくさん伸ばせるので、十分な冬越しの体力を蓄えることが出来ます。冬型植物はその逆が言えますが、夏に発根管理して腐らせるリスクも高いので、素直に秋以降に発根管理したほうがいいと考えます。

 

冬の発根管理のメリット③|夏より植物が安い(ことが多い)

冬は夏に比べて人々の園芸熱が下がります笑

もちろん1年中園芸シーズンな植物好きの方もいますが、全体でみると下がります。ですので同じ植物であっても夏より冬の方が相場が下がることがあります。これは店頭販売よりもネット販売の方がその傾向がありますし、発根済み株より未発根株でその傾向があります。というわけで最後はおまけ的なメリットになりますが、夏に比べて安く入手できる可能性が高いです。夏に高くて諦めていたあの植物を安くゲットできるチャンスかもしれません。

 

冬の発根管理デメリット①|初期投資とランニングコスト

冬に発根管理をする上で欠かせないのが暖房設備。屋内温室かビニールハウスか等で多少の違いはあれど、必ず必要になってきます。例えば暖房、照明、シートヒーターなどです。冬に発根管理を始めるには初期投資として費用が掛かりますし、その後のランニングコストも計算に入れる必要があります。ここら辺は、管理する株の量や種類によっても大きく変わってくる部分ですので一概には言えません…が冬の発根管理のデメリットと言うと、この暖房代がかかるということでしょう。

 

まとめ

以上のように、冬は設備さえ整っていれば発根管理は全然アリです。ただ、当然夏だって発根管理はできますし、特別な設備がなくても発根管理ができるのは夏です。

冬と言うとあまり園芸のイメージがなく、初心者の方にとっては発根管理を始めるのに二の足を踏んでしまうこともあると思います。お伝えしたいのは、冬だからと言って発根確率が低いということは無いということです。まずは必要最低限の設備をそろえて冬の発根管理に挑戦してみましょう!

 

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