アガベを締める!|やり方と気を付けるポイント
こんにちはMs‘+わたなべです。
突然ですが、しっかりと締まったアガベってかっこいいですよね!
鋸歯が内側に向いてワシャワシャっとした感じになって、なんというか…カッコいいですよね!笑
ということで今回はアガベの締め方と、その際に注意するポイント紹介していきたいと思います。
締め方①基本的に水やりは少なめ
これはもう当然の話ですが、基本的に水やりは少なめにします。
目安としては土が完全に乾いてから3日以上は開けましょう。
できれば5日以上は開けたいところですが、天候や株の個性によってもそこら辺は変わってきますので様子を見ながら調節してください。
下葉にシワが寄ってきたり全体の葉の厚みが薄くなってきた時が水のやり時です。
一回にあげる水の量は鉢底から流れるくらいたっぷりあげましょう。
このサイクルを3,4回繰り返してあげると徐々に株が締まってくるのが分かると思います。
なかなか変化が見られない場合は、さらに水やりの感覚を開けていきましょう。
それと、毎回行うのは良くないですが、一回にあげる水の量を「葉水」程度に抑えてあげるのも手です。
いずれにしても、通常管理していたものをいきなりスパルタにしすぎないよう気を付けましょう!
締め方②用土は水はけ重視
これも①に関連した話ですが、アガベを締めていくにあたって、当然ですが与える水の量は少ない方がいいです。
(アガベ自体、水はけを重視した用土を使用している方が多いと思いますのでこれは補足的に捉えてください)
用土にいつまでも水分が残ったままではアガベはいつまでも水分を吸収できる状態にあります。
水やり後はなるべく早く用土が乾くようにして、最低限必要な水分以外はなるべく吸収させないようにしましょう。
水はけを良くしたい場合は軽石(日向土等)を混ぜる量を増やす、それぞれの用土を粒が大きいものに変更するなどしてみましょう。
締め方③鉢は気持ち小さめ
意外と見落としがちなのが鉢の大きさです。
水はけをよくすること通じる部分もあるのですが、ここで重要なのは
「適度にストレスを与えてあげる」ということです。
アガベを締めるときは、成長速度をゆっくりにしてあげて、じっくり育ててあげることも大切です。
鉢に余裕がありすぎると、好きなだけ根を伸ばしてどんどん成長しようとします。
根をたくさん伸ばせるということはストレスがかかりにくいのでスクスクと成長できてしまいます。
推根鉢気味で育てるとアガベに適度にストレスがかかるので成長モードから現状維持モードに切り替わるのだと思います。
鉢を小さめにして、あえて根鉢気味の環境を作ってあげることによって、葉の展開速度を落としてじっくりと育てることができます。
気を付けるポイント①株がしっかり成長してから始める。
アガベを締め始めるにあたって、まず株の現状を確認しましょう。
まずサイズ的にしっかり成長していることが好ましいです。
小さい株でも締められないこともないですが、締めるということは水を切るという
ことなので、それに耐えれられる体力が必要になります。
小さすぎる株ではこの水切れに耐えられずに葉焼けしてしまうことがあります。
締め始める目安としては、その株の特長というか、表情がしっかり完成してから行うのが良いでしょう。
そもそも小さい株を締めてもあまり魅力的な表情にはならない気もします。
気を付けポイント②肥料は適宜与えよう
締める時は肥料もあまり与えない方がいいという方もいると思いますが、個人的には与えた方がいいと思います。
水を切り気味に管理していると、どうしても下葉が枯れやすくなってきます。
せっかく締めて育てても葉数が減ってしまうとカッコ良さが半減してしまいます。
施肥の頻度は通常管理とあまり変わらないと思いますが、ここでは僕なりの管理を紹介しておきます。
まず元肥にマグアンプ。表土にプロミック。水やり3~4回に1回はハイポネックス。
こんな感じです。こう書いてみるとしっかり施肥してますね笑。
株自体が健康そうであれば、もう少し施肥の頻度は抑えてもいいと思いますが、
締めるからと言って無理に肥料まで減らす必要はないと思います。
まとめ
以上がアガベを締める際のポイントと注意点になります。
このほかにも細かいポイント上げると、太陽にしっかり当てる、風通しを良くするなどキリがない
のですが、このあたりは一般的な管理にも共通することですので省略しました。
アガベを締め始めると当然株にストレスをかけることになりますので、葉焼けや虫が付くなどトラブルの可能性も多少は上がります。
ですのでアガベを締めるときは日々の観察をしっかりしてあげましょう。
それと完全に個人的な意見なのですが、極端に締めすぎて葉がペラペラで上から見てCみたいな感じになっているのは少しやりすぎかなと思います。
やはり適度に締めてあげるのが株の美しさが一番引き立つと思います。何よりカリカリなるまで締めるのはアガベが可哀そうで純粋に楽しめないと思います。
最後は個人的な意見になってしまいましたが笑…
皆さんも是非この記事を選考にしてアガベをカッコよく締めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では本日も良いアガベライフを!
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