水遣りを極める|週〇回は危険!?
5月も後半に入り栃木県では日中は汗ばむような日も出てきました。
かと思えば最低気温が1桁を切るような日もあり今朝はとても寒かったです。
加えてこの時期から徐々に増えてくるのが雨。
そんなときに気をつけたいのが植物への水やりですね!
適切な水やりは植物を美しく育てるだけでなく、病気に対する抵抗力が増し丈夫に育てることにも繋がります。
今日はそんな水やりについて僕が普段気を付けているポイントを踏まえてお伝えします。
週〇回は危険!?|タイミングは植物が教えてくれる
皆さんはどれくらいの頻度で植物に水やりをしていますか?
もちろん植物によっても違いますが気を付けて欲しいのが週1回や週2回などと回数を決めている場合です。
初めて育てる植物はネットなどで育て方を調べたりしますよね?
その時に『水やりは週○○回』や『土が乾いてから〇日後』などと説明がされている場合があると思います。
僕もブログを書いている中でこのような説明をすることがあります。
しかし、これはあくまでも目安として捉えて欲しいのです。
例えばアガベという同じグループの植物であっても水を多く欲する品種とそうでない品種がありますし、同じ品種であっても個体差があります。
さらに言えばどんな土を使っているか、鉢の大きさ、風通しはどうかなど様々な要素によってもベストな水やりのタイミングは変わってきます。
ではどうやってベストなタイミングを見つけるのか。それは植物をよく観察すること、これに尽きると思います。
多肉植物や塊根植物は水を長期間蓄えられる構造になっているので、週〇回や土が乾いて〇日後という目安では幅が広すぎると思います。
土が乾いてから何日も経っているのに植物たちはプリプリに元気ということも多いと思います。
もちろん最低限そのような目安を持って管理をしていれば根腐れなどのトラブルは起きにくいと思いますが、
より健康的に丈夫に育てようと思った場合、多くの方が水を遣りすぎているのではないかと思います。
ベストのタイミングは植物が水を欲してからです。
何日も水やりをしていないと不安になってくる気持ちもよく分かりますが、植物たちの力を信じましょう。
実際に野生の植物たちは栽培環境下よりもずっと過酷な自然環境を生き抜いています。
植物が水を欲しているかは日々よく観察していると自然に分かってきます。
アガベなどは葉にシワが出てくるので分かりやすい部類だと思います。少し分かりにくいのが灌木系や一部の塊根植物だと思います。
それでも注意深く観察していると、葉にハリかなかったり、色が薄くなってきたりと微妙な変化に気付けるようになると思います。
植物の数が多くなってくると大変なのですが、なるべく一株一株状態を観察しながら水やりしましょう。
僕も良くあるのですが、「この株最後に水やりしたのいつだっけ?」となることってありませんか?
そんなときも「しばら水やりしてないからするか」ではく、あくまで植物が水を欲しているかに注目して管理できるといいですね!
それともう一つ気をけて欲しいのが、水やり後の天気です。
特に今の時期は不安定な天気の日が多いので、水やり後雨や曇りが続きそうなら水やりは葉水程度など調節できるといいと思います。
ここまで偉そうに語っていますが、水遣り3年と言われるように水やりは奥が深く、僕もまだまだ完璧とまではいきません。
それでもどうすれば植物を綺麗に健康的に育てられるかということは毎日考えています。
みなさんもこの時期だからこそもう一度水やりについて見直してみてはいかがでしょうか?
一緒に水やりを極めて植物を美しくそだてていきましょう!
では今日も良い園芸ライフを!
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