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アガベ笹の雪|綺麗なボール状に育てる方法

アガベ笹の雪|ポイントは葉数!?丸いボール状に育てる方法

 

アガベ笹の雪 ボール状

 

こんにちはMs‘+わたなべです。

 

今回はアガベ笹に雪を綺麗なボール状に育てる方法をご紹介します。

 

チタノタやオテロイの陰に隠れがちな笹の雪ですが、葉を密に展開させ丸いいボール状に育った笹の雪は息をのむ美しさです。

 

まず、笹の雪の基本情報を軽く紹介しておきます。

 

原産国はメキシコで非常に乾燥した気候で自生しています。

 

砂漠地帯ですので昼夜の寒暖差が激しく、耐寒性耐暑性ともに高く育てやすいアガベです。

 

笹の雪系統のアガベに見られる白いペンキ(模様)は、成長点の葉が展開する前に、葉と葉をくっ付けていて蝋(ろう)のようなものの名残です。

 

個体差にもよりますが、成長するにしたがって濃いペンキになっていきます。

 

葉が展開した後はペンキは増えないので、なるべくペンキが剥がれないように管理しましょう。

 

笹の雪は小さいうちはよく子吹くものが多く、成長するにしたがってあまり子吹かなくなってきます。

 

また本種は非常に強健な品種ですが植え替え後は調子を崩すことが多いので植え替え時期を見極め優しく扱いましょう。

 

とはいってもよほどのことがない限り枯れてしまうことはありません。

 

笹の雪にはたくさんの亜種があり。幅広、短葉、斑入りなどがあります。

 

代表的な品種は輝山(きざん)、姫笹の雪、氷山などがあります。

 

笹の雪をボール状に育てるために|①下葉を枯らさない

 

笹の雪をボール状に育てるためには、葉数を増やす必要があります。

 

また葉の密度がた高いとシルエットがよりハッキリして重厚感のある姿にすることができます。

 

他のアガベ同様、笹の雪も常に葉を更新し続けていますが、葉が新しく展開しても下葉が枯れていってしまってはなかなか葉数は増えません。

 

それでも全体的には大きくは成長していくのですが、密度が伴わないため綺麗なボール状にすることができません。

 

下葉が枯れてしまうのにはいくつが原因があります。

 

まず挙げられるのが肥料不足です。

 

下から数えて2、3枚目の葉が黄色くなっている場合などは肥料不足が考えられます。

 

即効性のある液肥を少量与え、置き肥を追加してあげましょう。

 

でも焦ってたくさん与えないように。どちらも様子を見て少しずつ増やしていってください。

 

植え替え時にマグアンプなどを混ぜてやると2~3年効いてくれるのでお勧めです。

 

次に気を付けて欲しいのが蒸れです。

 

いくら強健種と言っても自生地は砂漠地帯なので蒸れは嫌います。

 

蒸れると下葉の健康状態が悪くなり、枯れていく速度が速まります。通気性のある環境で育てましょう。

 

鉢のウォータースペースを広く取らないというのも対策の一つだと思います。

 

次に、最初にも書きましたが、笹の雪は植え替え後こじれることが多いです。

 

いったんこじれると新葉が展開し始めるまでに時間がかかり、その間に下葉が枯れていってしまうので全体の葉数が減ってしまいます。

 

株が成長期気に入った春に植え替えることをお勧めします。

 

笹の雪をボール状に育てるために|②徒長させない

 

次に大切なのが徒長させないことです。

 

いった徒長させてしまうと、その葉を更新するのに場合によっては数年単位でかかってしまいます。

 

ボール状に仕立てたい場合、一か所だけ徒長した葉があると見栄えが良くありません。

 

当然ですが徒長させないためには、日照をしっかり確保することと、水をやりすぎないことです。

 

笹の雪は水を与えるタイミングは簡単です。下葉2、3枚が痩せてきたらです。

 

しっかりと水を得た状態の葉はパツパツに張っています。大きさによりますが、中株ならその状態から2週間後くらいが水やりの目安です。

 

場合によっては1ヵ月間隔でもいいでしょう。そこは植物の状態をよく観察してください。

 

ずっと水を上げてないと不安になる気持ちもあると思いますが、植物が元気そうであれば大丈夫です。グッとこらえましょう笑

 

まとめ

 

アガベ笹の雪 ボール状

 

以上が笹の雪をボール状に育てるために気を付けてほしいポイントになります。

 

一言でまとめると「徒長させずに葉数を増やす」です。

 

下葉を枯らさない管理と徒長させない管理、相反するようですが丁度いいポイントで上手に管理してあげましょう。

 

笹の雪はアガベの中でも比較的成長がゆっくりです。

 

そして子株のうちはペンキも薄くあまりパッとしない種でもあります笑。

 

子株から育てるのでしたら10年後に綺麗なボール状を目指すくらいの気持ちでじっくり育てましょう。

 

見違えるほど美しい姿になってくれると思います。

 

上にまとめたポイントは、ある程度大きくなってきて、これから形を作っていくというときに気を付けて欲しいポイントになります。

 

子株の場合でしたら5年くらいは大きく育てることに重点を置いて管理してあげてもいいと思います。

 

今回の記事は以上になります。笹の雪を綺麗にボール状に育ててみたい方は是非参考にしてみてください。

 

笹の雪は丁寧に育てた分だけそれに答えてくれる魅力的なアガベですよ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

では本日も良い笹の雪ライフを!

 

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