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レウクテンペルギア・プリンキピス (晃山)ってどんな植物?

レウクテンペルギア・プリンキピス

 

レウクテンペルギアプリンキピス 晃山

 

こんにちはMs‘+わたなべです。

 

今回紹介する植物はとっても変わったサボテンの仲間

 

レウクテンペルギア・プリンキピスです。

 

何ともややこしい名前、正確に覚えるのに2週間くらいかかりました笑

 

和名は晃山(こうざん)と言い日本でも古くから愛好家に親しまれてきました。

 

サボテンらしからぬ唯一身無二のフォルムから、昨今の植物ブームで再び人気に火がついています。

 

パッと見はアガベかアロエのように見えますね!

 

それもそのはず海外ではアガベカクタスの名称で親しまれています。

 

レウクテンペルギアプリンキピス 晃山

 

一属一種のサボテンで、レウクテンペルギア属にはレウクテンペルギア・プリンキピスしかありません。

 

原産国はメキシコ標高1000m位の高地に自生しています。

 

そのため耐寒性は比較的高く、0℃くらいまでなら耐えらるので特別な設備等がなくても育てやすいです。

 

花は春から夏にかけて黄色い花を咲かせます。

 

プリンキピスの最大の特徴は、なんといって細長い枯葉のような棘。

 

 

三角錐の腕(サボテンでいうコブの部分)の先端から手を広げたように短い棘が生えれおり、中心から生えている棘が一番長くのびます。

 

棘の本数は小さいうちは少ないですが、成長すると一つの腕から10本以上の棘が生えます。

 

レウクテンペルギアプリンキピス 晃山

 

サボテンの仲間なので棘の根元にはしっかり棘座(白い綿のようなもの)があります。

 

棘はや柔らかいので触っても全く痛くありません。むしろ少し力を加えるとふにゃっと折れてしまうほどです。

 

折れた棘は元には戻らないので管理する上ではなるべく折ってしまわないように注意したいところです。

 

棘は綺麗な黄金色(こがねいろ)をしており古くなったものは退色して灰褐色のような色になります。

 

腕も古くなったものは瘦せ細り暗褐色になりますがそれもプリンキスの魅力なので、なるべく残したまま管理したいところ。

 

育て方にもよると思いますが、棘の長さや質感、本数はけっこう個体差があるように感じます。

 

短くてワシャワシャしているものや、ピンピンしていて長いものなどあるので自分の好みの個体のもを探すのも楽しそうです。

 

レウクテンペルギアプリンキピス 晃山

 

サボテンの棘は草食動物などに食べられないように進化した結果の姿だといわれますが、プリンキピスのような弱々しいトゲではそうした効果はなさそうです。

 

一説では枯れた植物に擬態しているとも言われていますが、だとしたら個人的にはうまく擬態できているとは思えません笑

 

でも現在まで生き残ているということは、プリンキピスなりの生存戦略は成功しているのでしょう。

 

プリンキピスのもう一つの特徴。それは成長するにしたがって、基部が木質化し地中からせり上がってくることです。

 

ゴツゴツとした質感の木質部は、長い時間をかけて成長してきた証でもありとても風格があります。

 

この木質化した幹部分と青白い腕、黄金色の棘が相まって何とも言えないプリンキピス唯一無二の存在感となっています。

 

レウクテンペルギアプリンキピス 晃山

 

ひとつの植物の中に生と死を感じる盆栽チックな側面もあるのがプリンキスの魅力だと個人的には感じます。

 

他のサボテンと同様管理で育てやすいれレウクテンペルギア・プリンキピス。

 

長く育てればその分魅力を増していてく超個性派サボテンを皆さんも育ててみてはいかがでしょうか。

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