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陶器鉢を購入する際のチェックポイント3つ|失敗しない鉢選びを

失敗しない鉢選びを!

 

チェックポイント

 

こんにちはMs‘+わたなべです。

 

今回の記事は陶器鉢を購入する際のチェックポイントということでお話していこうと思います。

 

皆さんお店でお気に入りの鉢を見つけたとき、どんなところをチェックしていますか?

 

見た目の好みも大切ですが、そのほかにもチェックすべきポイントがいくつかあります。

 

ここを忘れてしまうと家に帰ってから、植え替えてから「やってしまった!」

 

となることがあるので是非この記事を読んで陶器鉢を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

大きさは適切か|号数表示は参考程度に

 

陶器鉢 筆谷響

 

一般的に鉢の大きさは号数で表記されます。

 

1号ごとに鉢の直径が3センチづづ大きくなります。

 

なので2号鉢なら直径6センチ、3号鉢なら直径9センチといった感じです。

 

この号数表示、プラ鉢ならどんな鉢でも大体はその通りの大きさになっています。

 

しかし、陶器鉢の場合、ハンドメイドポットの場合は特にですが、鉢によってかなりの差があります。

 

ハンドメイドの陶器鉢の場合、直径(号数)こそ同じであっても

 

鉢の高さや鉢の厚みによっても容量は大きく変わってきます。

 

高台(こうだい)という鉢の底のつくりによってもまた変わってきます。

 

なのでプラ鉢の3号で育てていた植物を4号のハンドメイドポットに鉢増ししようと思った場合でも、

 

植え替え前と後で土の容量は変わらなかったということが普通に起こります。

 

陶器鉢の場合、号数表示ではなく各部分の長さで表示されていることも多いですが、

 

やはりその場合でも数値をパッと見ただけでは容量は正確にはわかりません。

 

対策としては植え替えたい鉢と、今現在の鉢を見比べられれば一番失敗は少ないと思います。

 

それができない場合は植え替え前の鉢の容量をしっかり覚えておいて次の鉢を選ぶということになると思います。

 

園芸を始めたばかりの方にとっては少しハードルが高いかもれませんが、慣れてくると意外とぴったりの鉢を選ぶことも簡単です。

 

こればかりは毎日植物を見て、たくさん植え替えをしたり鉢増しをしたりといった経験がものをいう場面だと思います。

 

通気性はあるか

 

陶器鉢 シリンダーポット

 

陶器鉢の通気性は、鉢に釉薬(ゆうやく)が掛かっているかいないかでも変わってきます。

 

釉薬が掛かっていないものを一般的に素焼き鉢といい、表面はザラザラとした質感なのが特徴です。

 

一方、釉薬が掛かっている鉢はツルツルとした質感です。

 

通気性においては素焼き鉢の方が優れていますが、育てる植物や置き場所などによっても求められる通気性は違ってきます。

 

なのでこれは皆さん各自の育成環境によって選んでいただければと思います。

 

底穴の大きさは十分か

 

陶器鉢 金色

 

意外と見落としがちなのが底穴の大きさです。

 

実はこれも植物の種類や育成環境に適したものであれば大きくても小さくても問題ありません。

 

個人的にエケベリアやセダム等の多肉植物は水やりの頻度がかなり少ないので、

 

底穴の大きさは小さくても問題ないと思っています。

 

一方、ディッキア類や灌木系など、水やりの頻度が多かったり、一回ごとの水やりをたっぷり

 

行う品種に関しては底穴は大きい方が通気性、水はけの観点から良いとおもいます。

 

底穴が大きい分には鉢底石の量や土の配合などで水はけを調整できますが、

 

底穴が小さい分には調整が難しいので、植える植物の種類に注意して選ぶようにしましょう。

 

まとめ

 

陶器鉢 宮島将實

 

では今回のまとめになります。

 

陶器鉢を選ぶ際のチェックポイント3つは

 

・号数表示は参考程度に、容量をしっかり見極めよう

 

・通気性は釉薬のありなしで変わってくるので確認しよう

 

・底穴の大きさは適切か確認しよう

 

です!

 

皆さんも陶器鉢を選ぶ際はこの3つをチェックしてもらえると失敗が少ないとおもいます。

 

園芸初心者の方にはこれでも心配な方もいるかもしれませんが、

 

慣れると簡単に失敗なく選べるようになってくると思います。

 

長年園芸をやられている方なら、すでに無意識にやっていることでもあるかもしれません。

 

さらに言うならば、たとえ機能面に不満がある鉢でも、使い方や工夫次第ではしっかりと植物を育てることができます。

 

今回の記事は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

やはり園芸が上達するコツは楽しむことにあると記事を書いていて思いました。

 

では皆さんも、よい園芸ライフを!

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