鉢は小さめを選ぶとカッコイイ|でも…
鉢は小さめを選ぶとカッコイイ|でも…
皆さんこんにちは、Ms‘+わたなべです。
今回は鉢の大きさについて書いてみようと思います。
皆さんは鉢を選ぶとき大きさはどうやって決めていますか?
もちろん植物の種類によっても変わってきますし、れから大きく育てたいのか、
なるべく形を維持してゆっくり育てたいのかによっても変わってくると思います。
鉢の大きさ選びについて迷ってことがある方や、これから鉢を選ぶ予定の
ある方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
極論|小さすぎなければどうにかなる!
いきなり結論からいきました笑
では詳しく解説していきます。
まず一般的に言われている鉢選びの基準として
「植え替えの際は今までのものよりも一回り大きいものに植える」
というのが一般的だと思います。
その根拠が
・小さすぎる鉢では十分に根が伸ばせずに育成不良を起こす
・大きすぎる鉢は水やり後すぐに乾かずに根腐れを起こす
大きくこの2つだと思います。
確かにそうなのですが、個人的には大きすぎる分には水のやり方で何とかなると思っています。
(問題ないというわけだはなく、最低限育成させることは可能という意味で)
よく言う「鉢底から水が出るまでたっぷりやる」というのは鉢の中を水で満たして、
その水が排水されると同時に新鮮な空気を鉢内に引き込むためです。
その後いつまでも土が湿っていることがないように大きすぎる鉢はやめましょうということです。
ただ小さすぎる鉢の場合、植物に対して十分に根が成長できないため、
ゆっくりですが確実に植物は弱っていきます。
これは水のやり方で解決できる問題ではありません。
ということで極論、鉢のサイズは小さすぎなければ何とかなると言いました。
小さすぎる鉢を使うと
僕は仕事上鉢を扱っているので、カッコイイ仕立てや独創的な仕立てを見て「なんでカッコいいのか」
という視点で見ることが多いのですが、やはりカッコい仕立は鉢と植物のバランスが釣り合っています。
そのなかでも「鉢が気持ち小さめ」なほうが、やはり全体的に引締まって見えてカッコイイいいんですよね。
ただ、いき過ぎたパターンもあって「明らかに鉢が小さすぎる」ものもたまに目にします。
そういうものを見ると「カッコイイ」よりも
「なんだか窮屈な感じがする」や
「植物がかわいそう」
というのが勝ってしまい心から楽しんで鑑賞することができません。
例えばですが、車だってほんの少しだけ車高を下げるから締まってカッコよく見えますよね?
(実際に車のカタログなんかもほんの少し車高を下げたものを使っているみたいです)
「なんかカッコイイ」っていう感覚は、その微妙な加減の上に成り立っているものだと思います。
なので、「とにかく車高下げればカッコイイでしょ!」と同じく
「とにかく鉢は小さければ小さいほどカッコイイでしょ!」というのはちょっと違う気がします。
小さめの鉢に仕立てるとやっぱり締まってカッコイイのですが、
最低限植物の育成に悪影響が出ない範囲にしておくのがいいと思います。
植物を楽しませもらっている者として、やはり植物には優しくいたいですよね。
まとめ
なので鉢のサイズ選びについてまとめると
・大きい分には水のやり方次第でなんとかなるので問題ない!
・小さめを選ぶと締まって見えてカッコイイ!
・その際、あまりに小さい鉢は植物に悪影響なのでやめよう!
ということになります。
鉢のサイズ選びで迷ったら是非この3点を意識して選んでもらえればと思います。
今はSNSなどでいろんな方の仕立てを見ることができるので、
そういったものをたくさん見るというのも自分の感覚を磨くことにつながるのでお勧めです。
では、これからも自分なりの感覚を大切にして園芸ライフを楽しんでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
関連情報
特別な植物に特別な鉢を | Ms’+ (エムズプラス)
Ms’+(エムズプラス)は益子焼の陶器鉢を専門に扱ったセレクトショップです。焼き物の町「益子」で生まれる個性豊かな鉢と植物との組み合わせを提案。たくさんの鉢のなかから選ぶ楽しさ、自分だけの鉢に出会う喜びを提供します。
屋号 | エムズプラス |
---|---|
住所 |
栃木県真岡市 ※請求があった場合には遅滞なく開示いたします。 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 土日祝 |
代表者名 | 渡邉京舟 |
info@botanicalbox-official.com |