発根管理するなら絶対買うべき4つのアイテム
発根管理をする機会って不意に訪れるものですよね!
今回のブログでは、そんないざという時のために揃えておくと安心な4つのアイテムを紹介します。
名付けて「発根管理4種の神器」です!
灌木や塊根植物、アガベ等の多肉植物まで幅広く使える万能アイテムです!
紹介するのは浸置き用の発根促進剤と殺菌剤、植込む直前用の発根促進剤と殺菌剤です。
ではそれぞれ解説していきます。
浸置き用発根促進剤|ベンレート
ベンレートは液体タイプの発根促進剤で、水に希釈して使います。
一般的に塊根、灌木、アガベなどでは50~100倍に希釈することが多いです。
私は1リットル(1000ml)の水に対してキャップ2杯(16ml)を入れて使っています(どの植物にもこの倍率です)。
この使い方で希釈倍率はほぼ65倍になります。付け込む時間は約18時間(12~24時間とバラツキも多いですがあまり気にしていません)。植込み前日の夕方~夜に漬置きして、翌日に漬置き終了するとザックリそれくらいの時間になります。
基本的には希釈倍率が濃いほど漬置き時間は短くして、薄いほど短くします。
漬置き用殺菌剤|ダコニール
ダコニールも水で希釈して使います。こちらは1000倍希釈で使うのが一般的。
1L(1000ml)に対して約1mlなので加減が難しいですが、3~5滴くらい入れれば問題ありません。前述で作ったベンレート水溶液に入れて希釈します。
少し粘り気があり溶けにくいので、ペットボトルを振るなどして良く撹拌します。
植込み直前用発根促進剤|ルートン
粉末タイプの発根促進剤で根に直接塗って使います。
厚塗りは逆効果なので、ごく薄くうっすら白く色付く程度、筆などで優しく塗ります。
漬置き後1時間ほど乾燥させて、根を半乾燥状態にしておくと塗りやすいです。
この時、水気が多くてペースト状になってしまっても大丈夫です。
植込み直前用殺菌剤|ベンレート
こちらも粉末タイプ。ですので前述のルートンと1:1の比率で良く混ぜて使ってしまって大丈夫です。ダコニールが予防殺菌が目的なのに対して、こちらのベンレートは治療目的使われる薬剤ですので厚塗りは厳禁。塗りすぎは植物に負担がかかってしまいます。
まとめ
以上が発根管理4種の神器でした。
漬置きは手間もかかるので、発根まで時間がかかる大株や、発根率の低い植物を管理する際に使うと良いと思います。
植込み前の粉末タイプは手間がかからないので、発根率の高植物(たとえばアガベや子株)にダメ押しでひと塗りといった感じで使うと良いと思います。
植え込み後の水やりは粉末が根に馴染むように1日以上間をあけてから行いましょう。
関連情報
特別な植物に特別な鉢を | Ms’+ (エムズプラス)
Ms’+(エムズプラス)は益子焼の陶器鉢を専門に扱ったセレクトショップです。焼き物の町「益子」で生まれる個性豊かな鉢と植物との組み合わせを提案。たくさんの鉢のなかから選ぶ楽しさ、自分だけの鉢に出会う喜びを提供します。
屋号 | エムズプラス |
---|---|
住所 |
栃木県真岡市 ※請求があった場合には遅滞なく開示いたします。 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 土日祝 |
代表者名 | 渡邉京舟 |
info@botanicalbox-official.com |